第19回山結びレポート(2024年11月16日)
11月16日(土)は第19回山結びの日でした。10月が雨の影響で開催を中止したので2ヶ月ぶりの宮地山です。
今回は宮地山頂上の礼拝場所に登る最後の道を整備しました。今までは道が細く急斜面で登りにくい場所だったので、登りやすいように段を作ったり、石を埋めて足場にするなどして歩きやすいようにしました。
登山口に手前にある宮地嶽神社の敷地内での写真です。 大雨や山の乾燥のせいで少しずつ崩れていたところが大きく崩れていました。これを今後どうするのか気になるところです。コンクリで埋めてしまうか、それとも崩れたとこを削って別の手段で補修するのか。
冬になるから食料探しなのか、イノシシがいろんな所を掘り返していました。イノシシが掘り返した所は土がふわふわになるので、そのままにしておかずに枯葉などを入れて土中に水が染み込むように手を加えます。ある種、イノシシと人の共同作業です。
山頂で使う枯葉や石を集めてから山に登ります。山にある自然素材を使って、自然環境再生をするのが山結びスタイルです。
少し前に作業した山頂の登り口付近をチェック。前に手を入れた場所がイマイチな場所もあれば、バッチリな場所もあり、作業の結果が目に見えて分かり楽しいですね。
地面をならし、登りやすいように足場を作ります。ただ固めるのではなく、炭や枯葉を入れて土中環境が改善されるように手を加えます。ちょっとしたことでも、数多くの場所ですることで少しずつ土中環境は改善されていきますね。
作業に慣れてくると、参加者の皆さんは自由に作業をしてくれます。各々が思う場所を、思う形にしながら手を加えていきます。時々、専門家のチェックが入るのでコツが分かってきます。たまに「やり直しね(笑)」ってこともありますが、それはそれで楽しく作業をしています。
大人も子供も参加できる山結び。子供たちは朝から夕方まで楽しそうに作業のお手伝いをしたり、山にあるもので遊んでいたりしています。初参加の方も常連メンバーの方たちと交流していろいろと学びがあったり、楽しい会話ができたりしていたようです。
次回の山結びは12月21日(土)です。
なんと、その日は「宮地嶽神社 おおなわ祭」に参加してして日本一の大注連縄を掛け替をする予定です。山での作業は時間に余裕がある場合のみ行いますのでご了承ください。
次回のご参加もお待ちしております。
いつもご支援ありがとうございます。
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