【イベント】森田真生トークライブ「僕たちはどう生きるか」〜『僕たちはどう生きるか』文庫化記念〜

2024年11月29日(金)にSOMA座談会 “森田真生トークライブ「僕たちはどう生きるか」〜『僕たちはどう生きるか』文庫化記念〜”を開催します。著者の森田さんとSOMA代表の瀬戸が書籍や生き方について語り合います。

「未来はすでに僕を侵食しはじめている」

「どう生きるか」と向き合う余裕もなく、時間や予定に追われることが常態化してしまった日常のなか、突如、世界へ蔓延したウイルスにより、僕らは立ち止まることを余儀なくされました。その渦中で、日常を味わいなおし、身近な自然を観察し、その変化を感じ、心と身体を育み続けた森田真生のドキュメントエッセイ『僕たちはどう生きるか』。その文庫化を記念したブックトークを福岡県福津市の老舗旅館跡で開催します。明治時代の木造建築で、「僕たちはどう生きるか」に思いを巡らせます。

第一部 森田真生トーク「僕たちはどう生きるか」
第二部 森田真生×瀬戸昌宣クロストーク


登壇者プロフィール

森田 真生(もりた まさお)

1985年生まれ。独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、執筆や講演、教育の活動にたずさわるかたわら、人間と人間でないものの関係を編み直す言葉と思考の可能性を追究している。2015年10月、デビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に『数学の贈り物』『偶然の散歩』(ミシマ社)、『計算する生命』(新潮社、第10 回河合隼雄学芸賞)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇阪克二/福音館書店)、編著に岡潔著『数学する人生』(新潮社)、訳書に『センス・オブ・ワンダー』(著・レイチェル・カーソン、絵・西村ツチカ/筑摩書房)がある。



瀬戸 昌宣(せと まさのり)

NPO 法人SOMA 代表理事。1980年東京生まれ。生態学者・農学博士(農業昆虫学)・土木家。米国コーネル大学にて博士号を取得、同大学で研究と教育に10年間従事。帰国後、地方行政に携わりながら、高知の中山間地域をはじめ複数地域の学校教育・社会教育の改革に取り組む。2017年にNPO 法人SOMA を設立し「ひとが育つ環境をととのえる」をミッションに学びの環境づくりや自然環境の保全活動を開始。2021年から拠点を福岡県福津市に移し、広域の山林や神社の鎮守の杜などの自然環境の保全・再生プロジェクトをリードする。生態学的知見と伝統的土木技術を駆使し、人が関わることで自然がより豊かになるような技術の研究と実践、人材育成を行っている。


イベント詳細

日 時:2024年11月29日(金)19:00〜21:00

場 所:海のほとり 玉乃井2F(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎4-1-13)

定 員:40名

参加費:一般4,500円(税込)

    学生2,500円(税込)*大学生以下

主 催:NPO法人SOMA

イベント当日は、文庫版「僕たちはどう生きるか」をご購入いただけます。



お申し込み

お申し込みは以下のサイトからお願いします。

https://peatix.com/event/4134341/

#ひとが育つ環境をととのえる

「わたしは生まれる時代も場所も選ぶことができません。 その生まれ落ちた環境で、ただ精いっぱい育つだけです。」 ひとりひとりの「わたし」が育つ環境をととのえる、それがSOMAの仕事です。