第40回山結びレポート(2026年10月17日)

気持ちの良い秋晴れの中、第40回山結びを10月17日に開催しました。毎月第3土曜日に開催している山結びも気がつけば今回で40回目。3年半ほど活動を続けられているのも、参加者の皆さんの自然に対する関心の高さの表れだなとつくづく感じます。いつもご参加ありがとうございます。


今回は、宮地山山頂部分に先月設置したバイオネストの確認からです。(バイオネストの詳細については第39回山結びの記事をご覧ください。)

バイオネストに差し込んだ葉は枯れていますが、崩れることなく形を保っています。1つのバイオネストの中では、適度な湿気があり有機物が活動できる環境ができていました。朝露が葉の中に水分を残し、中心部の枝葉の下を覗くと菌や虫がいい感じに滞在していました。乾燥しきった山頂部分に生物が住める環境を作り、それを継続的に広げていくことで、山頂部の土中環境を改善してくのが狙いです。

もう一つのバイオネストには、先ほどのバイオネストで掘り出した土と炭を混ぜたものを中心部に入れていたのですが、こちらも水分を保った良い土が出来上がっていました。栄養と水分のある土ができることで、今後の整備での資材として再活用ができるようになります。

よく見てみると、枝葉の差し込みが甘かった部分から土が流出していました。何事も丁寧に整備することは大事ですね。でも、これも山結びの楽しみの一つ。自分が整備した場所を翌月に見に来て確認することで、自分のやり方が良かったのか・そうでなかったのかを自然が教えてくれます。

山頂部は、以前手入れをしてかなり風が抜ける気持ちの良い場所になりました。もう少し範囲を広げるために、木々の密集している場所をさらに整備します。枯損木を切って風通しの良い場所を作り、地面に木漏れ日が当たる場所を増やしていきます。

そうすることで新しい下草が生え、自然の循環を早めることができます。切った枝葉は、ボサ置きやバイオネストに再利用して余すことなく使います。整備した後には、風が抜けるようになり蝶が風の道にのってやってきました。切りすぎて直射日光が当たりすぎる環境は山の乾燥を進めてしまいますが、木漏れ日ができる程度にすると、自然にも人にも気持ちの良い空間が出来上がります。

帰りに、整備中の竹林エリアの確認もしてきました。

3ヶ月前に、整備が甘くて伸びてきた竹の手入れをしたのですが、今回はバッチリ効果が出ていて新しい竹はほとんど生えていませんでした。竹の手入れの仕方にはコツがあります。そんな話も山結びで聞くことができますよ。


早いもので今年の山結びも年内はあと2回。11月は作業日ですが、12月は毎年恒例の宮地嶽神社の大しめ祭で、大しめ縄を編む神事に参加する予定です。午後からは作業しますが、いつもよりは作業時間が少なくなると思います。

なので、季節もちょうど良い来月11月のご参加もおすすめです。


次回の山結びは、11月21日(土)開催です。

皆さんのご参加お待ちしてます。

詳しくは山結びウェブサイトをご確認ください。

こんな感じで真面目に楽しくやってますよ。

#ひとが育つ環境をととのえる

「わたしは生まれる時代も場所も選ぶことができません。 その生まれ落ちた環境で、ただ精いっぱい育つだけです。」 ひとりひとりの「わたし」が育つ環境をととのえる、それがSOMAの仕事です。