第15回山結びレポート(2024年7月20日)
7月20日(土)は第15回山結びの日でした。夏の暑さにも負けず大勢の方が参加してくださり、自然環境再生への関心の高さがうかがえます。
今回も宮地嶽神社から登山道に抜ける道の途中で定点観測。毎月見ている場所が今月はどう変わったかをチェックしながら、山と雨水の関係を学びました。
宮地山山頂へ登る最後の階段が雨で少しずつ崩れ足場が悪くなっているので、ここを重点的に改修しました。ここはけっこう急斜面で道幅も狭いので、少しでも安全に登れるように、そして環境改善にもなるように手を加えています。
また、山頂の御神木がある横の広場が、梅雨の雨やゲリラ豪雨があったにも関わらず少し乾燥ぎみでした。土の表面が踏み固められ、雨水を吸う能力が落ちていたので、穴を掘り石を敷き詰め、雨水が浸透しやすいよう処置も行いました。梅雨も明け、夏到来なので次回の山結びでどう変わっているかが楽しみです。
▲豪雨で雨水が流れて土が削られています。
▲水が山肌を勢いよく流れるので草木が育ちません。
▲5月に作業した肩には新芽がたくさん出ています。
▲女性チームで穴掘り。おしゃべりしながら楽しそうです。
▲堀た穴に杭を打ち込み、雨水が土中に浸透する道を作ります。
▲穴を石で埋めて、石を敷き詰めていきます。これでここは踏まれることなく、雨水が土に浸透する入口になります。
▲ちょっとしたモニュメントになりました。ハートの形にも見えますね。
写真で見るだけでは分からない、自然との触れ合いを一緒にしませんか?おひとり様、親子参加大歓迎です。お待ちしております!
次回:第17回山結び 9月21日(土)
詳しくは山結びウェブサイトへ
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