第12回山結びレポート(2024年4月21日)

4月21日は第12回山結びを開催しました。参加者は20名を超え、初参加の方が半分くらいいらっしゃいました。山結びをどこで知ったかをお聞きすると、知人の勧めでという方がほとんど。こんな風に口コミで広がっていくのは嬉しいですね。


今回は、午前中は山頂で作業し、午後からは雨がけっこう降ったので下山し座学を行いました。山頂の作業では、日本全国で多発しているナラ枯れ問題についての話を聞き、なぜナラ枯れが起こるのか、どうすればそれを防げるのかを広い視点で学び、対策を実践してきました。

午後の座学では、参加者さんからの質問をメインに、代表の瀬戸がアカデミックな角度からお答えし、みなさんの疑問にアドバイスをしました。


自然を相手の自然環境再生は、答えがありそうでなかったり、これだ!と思ってやっていることが場所が変われば効果がなかったりと、常に手探りです。だから、毎月山に入り答え合わせをして、改善し続ける必要があります。


山結びはどなたでも気軽に参加できる活動です。ご興味ある方はぜひ一度お越しください。今あなたがやっていることの答え合わせや、今まで考えもしなかったことに気づくよいキッカケになると思います。


次回は5/18(土)開催です。

ご参加お待ちしております😁


次回の詳細はこちら↓

https://yamamusubi.nposoma.org/



▲霧雨の中山頂へ。ちょっと幻想的で素敵でした。


▲山の所々が崩れて、木の根が剥き出しに。これが自然と思ってはいけい理由があります。


▲山頂で農学博士の瀬戸がアカデミックな視点でレクチャー。


▲造園家の轟まことさんが、ナラ枯れ対策の作業を実践しながら教えています。


▲話を聞いて、作業工程を確認したら、みんなで実践です。


▲みなさん楽しそうに生き生きと作業してます。


▲参加者が多いと作業範囲が広がるので、一気に環境改善の作業が進みます。


▲子供たちもお手伝いしてくれます。危ないからと横に置くのではなく一緒に作業。


▲根の際に石を刺して雨水が土に浸透する仕組みを作ります。枯葉ダムなんかも。


▲座学では参加者の疑問にお答えし、実践に繋げれるお話しもしています。



次回は5/18(土)開催です。

ご参加お待ちしております😁

次回の詳細はこちら↓

https://yamamusubi.nposoma.org/

#ひとが育つ環境をととのえる

「わたしは生まれる時代も場所も選ぶことができません。 その生まれ落ちた環境で、ただ精いっぱい育つだけです。」 ひとりひとりの「わたし」が育つ環境をととのえる、それがSOMAの仕事です。