理事体制変更のお知らせ

NPO法人SOMAではこの度理事体制を変更し、これまでも理事として参画していた保育士で株式会社ラボアンドタウン 取締役COOを務める鹿内和朗(しかないかずお)が副代表理事に就任しました。

保育士として、子どもの場づくりをこれまで専門家としてになってきた理事・鹿内和朗(しかないかずお)が副代表理事に就くことで、発達・発育に合わせた機会提供を充実させていきます。

鹿内和朗(しかないかずお)

東北女子短期大学卒。株式会社ラボアンドタウン 取締役COO。

青森の児童養護施設に勤めつつ、東京に通い子育て支援や対話のワークショップ等の場づくりを3年間行う。その後、東京の民間学童保育に勤め、現職。人や、組織、場に限らず『あらゆるものの発達に、階段飛ばしはない』というのが信念。


SOMA副代表理事就任コメント

「ちょうどSOMAが創業される頃、大阪で行われていた教育系イベントの運営準備で偶然マサに出会い、その後すぐに高知県土佐町を訪れ、一緒にイベントをしたことが始まりでした。マサや、SOMAのメンバーとは今までも良き仲間として、子どもや環境との向き合い方や親子の関わり方、教育について、侃侃諤々話してきました。副代表理事として、今まで以上に、力になれることをとても嬉しく思います。

『あふれたぶんだけおすそわけ』これが、わたしの生きる上でのテーマです。楽しさや、嬉しさだけでなく、時には苦しさや悲しみも、ひとつひとつ抱きしめながらSOMAを育てて参ります。

SOMAが目指す”ひとが育つ環境をととのえる” ことを愛していく人やチーム、場を丁寧に育み、経験を積み重ねながら、それを拡げていくことが私の役割だと考えています。様々な想定外なことが起きることもあるかもしれませんが、偶然性を愛しながら、ひとつひとつやっていきましょう。よろしくお願いします。」



代表理事:瀬戸昌宣コメント【SOMA体制変更の狙い】

「鹿内和朗と初めて出会った時に『保育は、養護と教育が一体になったもの』と聞きました。養護とは『子どもが心身ともに心地よくいられ、子ども自身が自ら育つ環境をととのえること』と言えます。養護を前提として教育が存在する社会のあり方を彼の言葉が示唆してくれました。

鹿内のひと・もの・ことをありのままに見て、事実を事実として足し算・引き算することなく向き合う姿勢は、これまでも人の育ちに関わるSOMAのお手本のひとつでした。今回、鹿内が副代表理事に就任し、チームビルディングや場づくりに本格的に参画してくれることで、SOMAが社会にインストールする「ひとが育つ環境」がより深く、温かくひとを包み込むものになっていきます。彼とともにつくる「予想通りではない未来」に心を躍らせながら、SOMAも組織として一つ一つ階段を登っていきたいと思います


副代表理事:濱田織人コメント

「カズオが副代表理事になり、SOMAにより深く関わってくれることに、すごくわくわくしています。そして、より安心して ”ひとが育つ環境をととのえる” ことができると思っています。今回の体制変更は、チーム内での役割変更によるもので、これからも変わらずSOMAが優しく輪が拡がるように活動することは何も変わりません。カズオがたくさん『あふれる』ように、僕も精一杯楽しんで向き合っていければと思っています。」

#ひとが育つ環境をととのえる

「わたしは生まれる時代も場所も選ぶことができません。 その生まれ落ちた環境で、ただ精いっぱい育つだけです。」 ひとりひとりの「わたし」が育つ環境をととのえる、それがSOMAの仕事です。