宮地山植生調査(2023年春)

5月9日に林学博士の西野さん(株式会社グリーンエルム)と植生調査に行ってきました。


植生調査とは、山にある植物の種類や群生の分布を山の麓から頂上まで調べる調査です。

群生(ぐんせい)とは、ある範囲に共生関係にある複数の植物がグループになって育っていることで、「植物Aがあれば植物Bがある」といったように群生にはパターンがあるそうです。

実際の調査は、西野さんが森に入り樹木名を読み上げ、それをスタッフさんが書き留めていくという方法なのですが、「それ、書き留められる・・・?」と思ってしまうほどの驚きの速さで樹木名を読みあげていきます。

エリア内の樹種を書き留められたら、次に、何がどれくらいあるのかを数字で記録していき、最後にそのエリアの様子をイラストで記録します。

この植生調査を一定期間ごとに行い、調査結果をもとに宮地山の環境に適した樹種レシピを作成していきます。

調査結果やレシピについては夏のフォーラムで聞けるかも??

#ひとが育つ環境をととのえる

「わたしは生まれる時代も場所も選ぶことができません。 その生まれ落ちた環境で、ただ精いっぱい育つだけです。」 ひとりひとりの「わたし」が育つ環境をととのえる、それがSOMAの仕事です。